8月 312015
 

Q.

以下の文の中で、「創造の環」とは何のことでしょうか?

創造の環には終わりがない。そのはじまりと終わりは同一である。
しかしその環は、それ自体の内にすべての被造物からなる宇宙を
保持しており、それにははじまりも終わりもない。(T-28.II.1:6)

 

A.

『奇跡講座』では、「創造」という言葉は、実相のレベルで神が神の子を
創造するということを指しています。そして、実相レベルのことは、
時空を超えたレベルですから、言葉で説明したり、私たちの頭脳の思考で
概念化できるようなものではありません。ですから、このレベルのことは、
すべて象徴的に捉えるしかありません。

ということは、「創造の環」というフレーズも、何らかの厳密な意味を
持つものと捉えるべきではありません。むしろ、詩的な表現に近いものと
言えます。ですから、この文全体(T-28.II.1:6)としては、「神が神の子を
創造したので神が原因で神の子が結果であるが、その原因と結果との間には
切れ目がなく完全な一体性があり、その創造は永遠に続いている」という
ような意味になります。

ワークブックのレッスン132の12:4が

「神が創造するものは神から離れてはいない。ここまでが父で、
ここからは父から分離した子が始まるといった境目は、どこにもない」

と述べていますが、ここでも、この文(T-28.II.1:6)と同じことが言われていると
考えて差し支えありません。