9月 282014
 
【質問】

聖霊ではなくてエゴを選択したことが、全ての不幸の原因ですね。
でもそれははるか彼方の出来事で、この世界の出来事を原因だと
思い込んでいるのが私。

整骨院で働いていると、色々な怪我で患者が来院されます。
誰もが、原因を探しています。でも本当の原因は分からないまま
帰っていきます。そうして毎日が過ぎ去っていきます。どの様に
したらそれを伝えていけるのでしょうか。

「マエダ」

 

【回答】

ご質問の主旨は、「どのようにすれば、苦しみの真の原因を人々に
伝えられるのか」ということなのかもしれませんが、それには、
「マエダ」さんご自身がこのコースをしっかり学ばれて、実践して
いくことにより得られる心の平安が、自然に周囲の人々に伝わって
いくことに勝る方法はないだろうと思われます。

神の教師たちは彼らのところにきて、彼らが忘れてしまったもう一つの選択を表象するものとなる。一人の神の教師がただそこに居ることが、それを思い出させる。(M-5.III.2:1-2)

ですから、ここでは、「他の人々への伝え方」ではなく、「動揺の
真の原因」がわかるようになるための助けとなるポイントを
いくつか述べてみます。

***

「自我を選択したことが、全ての不幸の原因」と書いておられますが、
それはほぼ正しいのですが、もう少し厳密に言えば、その選択自体
ではなく、それが実際に起こったと信じたことから生じた罪悪感が、
真の原因です。

また、その選択の瞬間をただ「はるか彼方の出来事」と考えることは、
あまり助けになりません。

単に「はるか彼方の出来事」と見なすなら、それは「自分には関係ない
こと」、「自分にはどうにもしようのないこと」ということになり、
「この世界の出来事を原因だと思い込んでいる」という状態と、
本質的に同じことになってしまいます。

つまり、「自分のせいではない」という自我の態度を繰り返している
ことになります。

それを続けている限り、「不幸の原因」を消すことはできません。

確かに、個人としてこの世に生きている私たちには想像もつかない
次元で「神からの分離」が起こり、単一の自我が選択されたわけ
ですが、その自我の無数の断片である私たちは、今も毎瞬、それと
同じ選択をし続けています。

ですから、原因は「はるか彼方」ではなく、自分の心の中にあるの
ですが、それが自覚されていないだけなのです。

それがどのように隠蔽されているのかを明らかにし、それを自覚できる
ように導くのが『奇跡講座』です。

それは、切り離された原因と結果との間にあるギャップを縮めていく
プロセスです。

否認して投影してしまったから外にあるように見える原因が、本当は
自分の中にあるということを理解し、真に原因のある場所で原因を
取り消すのです。

その目的のためには、怒り、不安、自責の念、憂うつ、苦痛などと
いった、日常生活で経験するあらゆる種類の動揺を、「教材」として
使うことができます。

***

さらに、このご質問の内容に完全には一致しませんが、ビデオ#4
参照してください。特に、最後の2、3分の質問と答えはお役に立つ
ことと思います。

  1 コメント

  1. *質問者の「マエダ」さんから、以下のコメントをいただきました。
       ありがとうございます! JACIM

     

    お答えありがとうございました。

    私の疑問が一つ解決したように思います。ビデオに登場した男性の質問は、
    今の私が抱いた疑問とほぼ同じ内容でとても参考になりました。

    先日やっと「マニュアル編」を購入し読み始めたところです。それも、
    一つエゴの囚われが解消したから、購入して読みだしたのだと思える
    のです。

    読み進めると、言いたいことが分かりやすく入ってくる感じで、
    私もこれから神の教師として生きていこうと思えてきます。