「創造の環」(T-28.II.1:6)
「テキスト」の以下の文の中の、「創造の環」とは何のことかという質問がありました。
創造の環には終わりがない。そのはじまりと終わりは同一である。
しかしその環は、それ自体の内にすべての被造物からなる宇宙を
保持しており、それにははじまりも終わりもない。 (T-28.II.1:6)
『奇跡講座』では、「創造」という言葉は、実相のレベルで神が神の子を創造するということを指しています。そして、実相レベルのことは、時空を超えたレベルですから、言葉で説明したり、私たちの頭脳の思考で概念化できるようなものではありません。ですから、このレベルのことは、すべて象徴的に捉えるしかありません。
ということは、「創造の環」というフレーズも、何らかの厳密な意味を持つものと捉えるべきではありません。むしろ、詩的な表現に近いものと言えます。
ですから、この文全体(T-28.II.1:6)としては、「神が神の子を創造したので神が原因で神の子が結果であるが、その原因と結果との間には切れ目がなく完全な一体性があり、その創造は永遠に続いている」というような意味になります。
ワークブックのレッスン132の12:4が、
「神が創造するものは神から離れてはいない。ここまでが父で、
ここからは父から分離した子が始まるといった境目は、どこにもない」
・・・と述べていますが、
ここでも、この文(T-28.II.1:6)と同じことが言われていると考えて差し支えありません。