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質問132: 天災の原因は?

facim q&a

いわゆる「自然災害」、「天災」と呼ばれるもの(地震、台風、竜巻など)の原因は、何なのですか?

 

  回答

 『奇跡講座』によれば、この世界とその中で起こるすべての出来事の原因はみな同じです。すなわち、時間と空間の外にある〈決断の主体〉としての心が、自我の思考体系と同一化すると選択したことが原因です。この選択は、否認と投影を含む一連の力動を始動させ、それにより、「神からの分離は本当に起こったが、それは自分のせいではない」という信念が強化されます。



自我は、私たちは心であるという真実から、私たちをできるだけ遠ざけておこうとしています。それは、私たちが「神から分離していることは得策ではない」と気づかないようにするためであり、分離についての考えを変えようと決断しないようにするためです。



ですから、自我の戦略は、私たちが心を忘れたままにしておくことなのです。そのために、自我は私たちに、「個別の存在として生き残るためには、自分自身を心の外に投影しなければならない」と確信させます。それから、それが自分のしわざだったということを忘れさせて、その後は、自然界の力でも何でもいいですから自分以外の力に支配されるような世界の中で、「自分は肉体として存在している個人なのだ」と信じ込ませようとしました。



そうして私たちが受け入れた新しいアイデンティティを維持するためには、私たちは他者から自分に対して為されたことによって「罪のない被害者」となることが必要となります。地震、台風、竜巻などは、このように自我の戦略に必要な要素なのです。なぜなら、もし私たちが自分の外にあるものによって被害を受けるというのであれば、私たちは何が起きてもその責任が自分にあるとは感じずにすみます。そうして、罪悪感や恐怖を抱えた心からは離れたままでいることにより、永遠に「安全」でいられるからです。ですから自我の救済計画は、このように、私たちが自分自身を心として経験するのではなく、「自分自身が作り出したとは思えない力に翻弄される傷つきやすい肉体」として経験することを必要としているのです。



もちろん、神はこうした計画とは何の関係もありません。けれども、イエスは、私たちの惑わされた心の中でも「神の愛」を反映する存在ですから、私たちが自分と世界を別な見方で知覚できるように、自分の信念に疑問を抱いて自分の思考を変えることができるように助けを提供してくれます。彼はこのコースの学びのどこにおいても助けてくれますが、具体的な一つの箇所を選んでご紹介するなら、レッスン14ではこのように言われています。

 

あなたの見ている世界は、実相とは何の関係もない。それはあなたが自分で作り出したものであり、存在してはいない。(W.-pI.14.1:4-5)



このレッスンの演習の中では、「目を閉じて、思いつくままに世界のあらゆる恐怖を思い浮かべる」(4:1)ようにと指示されています。そして、それらについて、以下のような指示が続きます。

 

たとえば、次のように言う。・・・神はあの飛行機の墜落を創造しなかった。だから、それは実在のものではない。神はあの惨事[ 具体的に述べる ]を創造しなかった。だから、それは実在のものではない。(W-pI.14.4:1, 4, 6, 7)

 

さらに、続けて、世界の恐怖については、それは神の心から離れたと信じている心の中にしか存在せず、「したがって、それには何の意味もない」(W-pI.14.6:6)と言われています。  

 

[2024年1月7日]

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