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JQA #22: 『奇跡講座』とグラウンディング

jacim q&a

【質問】

いわゆるスピリチュアルな世界で重視されるグラウンディングという概念に関して、学習者はどのように捉える事ができますか?

 


【回答】

「ニューエイジ」とか「スピリチュアル」などと呼ばれる分野では、エネルギーだとか、オーラだとか、チャクラだとか、実際に手で触れることのできないようなものを話題にしたり取り扱ったりするので、そうしたことを学ぶ人々が、地に足がついていないふわふわした考え方に陥らないための対策として、「グラウンディング」ということが語られていると思います。

 

『奇跡講座』も、「この世界は幻想である」というような、全く「現実的」とは言い難いことを教えているという理由から、「このようなコースを学ぶと、しっかりと地に足をつけて普通の現実を生きることができなくなるのではないか」という懸念を持たれる方々がいても不思議はありませんし、実際、『奇跡講座』の原書が発売された1976年直後から、世界中で、現実逃避的な学び方をしてきた人々も少なくありませんでした。

 

けれども、正しく学ぶなら、『奇跡講座』は現実逃避的なコースではありません。むしろ、「地に足をつけた生き方」が、このコースの実践の方法の中に組み込まれていると言えます。ですから、特別なテクニックとしての「グラウンディング」といったもの(例えば、「足の裏から地球の中心まで達しているコード」のイメージを思い浮かべる、などといった方法)は、このコースの学びには必要ではありません。

 

「地に足をつけた生き方(=ごく普通の生き方)が、『奇跡講座』の実践に組み込まれている」ということについては、すでに、様々なQ&Aや解説の中で触れていますので、長年のJACIM読者の皆様にはお馴染みの概念となっていることと思いますが、そうでない方々のために、これまで掲載したQ&Aやビデオ講義の中から、このテーマに関連するものを、以下に列記しておきます。

 

- Q&A No.4: 『奇跡講座』のユニークさについて

- ビデオ V#3: レベルの混同 (さらに、その補足として、JQA #18 )

- Q&A No.39: 非二元論の危険性(防衛として使われる一元論について)

- ビデオ V#9: 「神の法則」(ワークブックのレッスン76の解説)

- ビデオ V#11: 薪を割り、水を汲む

- ビデオ V#7: 兄弟たちを信頼する

- Q&A No.52: 自分の意志をわが子に強いるのは、攻撃となるのでしょうか?

- Q&A No.71: 健全な自我を育てることの大切さに関する2つのQ&A

- Q&A No.101: 平安を望むけれどもお金も欲しい私は、どうすればいいのですか?

- Q&A. No.102: 差し迫った問題にすぐに対処する方法は?

 

肉体は単に、この物理的世界におけるあなたの経験
の一部であるにすぎない。その能力については過大評価
され得るし、実際にしばしばそうされている。しかし、
この世界においてはその存在を否定することはほとんど不
可能である。そうする者たちは、否定の中でもとりわけ
無価値な形の否定に携わっていることになる。(T-2.IV.3:8-11)

 

[2017年11月25日]

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